競馬予想サイト「番記者ネット」は2010年3月5日にドメインを取得し、2011年からサイト運営を開始している競馬予想サイトの中では中堅と呼べる位置づけにあるサイトでした。
しかし番記者ネットは正確には現在、存在していません。株式会社G1プロジェクトの勝ち馬投票支援事業部という競馬予想サイトで情報提供を行う事で統合すると2016年12月に発表を行いました。
番記者ネットは一体どのような競馬予想サイトだったのか、また統合して情報提供を行っていると言われている「勝ち馬投票支援事業部」はどのような競馬予想サイトなのか、その点について解説していきます。
番記者ネットについて
番記者ネットは元関東担当記者「廣田龍一」や元競馬エイト関西担当者「横田秀男」、元競馬ファン編集長「小岩祟」など有名な競馬専門紙の記者たちが予想を提供していることで注目を集めた競馬予想サイトですが、悪評が非常に多く、それが原因でユーザー離れが深刻化して統合したのではないかと噂されています。
番記者ネットは悪評ばかりだった
冒頭でも説明した通り番記者ネットは株式会社G1プロジェクトと統合した為に、現在はサイト運営を行っていませんが、企業合併で統合という方になっていおますので、番記者ネットのノウハウはそのままG1プロジェクトに移行されたという形になります。
そうなってくると気になるのが番記者ネットとはどのようなサイトだったのかという点です。競馬専門誌の有名人が数多く在籍するという事で注目を集めていましたが、蓋を開ければ非常に悪評が目立つサイトになってしまいました。
番記者ネット時に業界初のフリーパスを提供
番記者ネットは業界初のフリーパスシステムを導入しました。3ヶ月間完全無料で有料予想を含む全ての有料コンテンツを利用できるというもので、数多くある番記者ネットの有料コンテンツの中でも得に注目を集めたものです。
しかしフリーパスと言いながらも毎日好き放題利用できる訳ではなく、1日1回しか利用できません。統合先のG1プロジェクトに無料パスポートという名前で引継ぎがされていて、1日2レース分の無料予想を閲覧する事が出来るんだそうです。
更に番記者ネットには以下のような有料コンテンツがありました。
スクープ購入
廣田龍一記者提供
情報料金:10ポイント
横田秀男記者提供
情報料金:10ポイント
小岩祟記者提供
情報料金:10ポイント
厳選オフレコパック
情報料金:300ポイント
今週の重賞競走
廣田龍一記者提供
情報料金:10ポイント
横田秀男記者提供
情報料金:10ポイント
スクープネタ
情報料金:3,000円から5,000円
提供券種:馬連・馬単・3連複・3連単
一般マスコミでは公開されないオフレコ情報や番記者ネット独自のルートから入手した情報を基に予想を提供
厳選オフレコパック
情報料金:30,000円
オフレコネタの4鞍をセットにして販売する情報です。
機軸ネタ
情報料金:150,000円
番記者ネットの最高峰情報
機密ネタ
情報料金:100,000円
機軸ネタと共に番記者ネットの最高峰情報
年に1レース提供と大変貴重な情報だったようです。
裏ネタ満載記者ブログといったコンテンツがあったり、機密や厳選オフレコパックなど、業界関係者と深い繋がりがあり、独自に入手したデータを基にした予想を組み立ててくれるのかと思いきや、実際に閲覧してみた人の口コミは最悪だという声が多く、全く競馬予想の参考にならない、裏ネタとは思えないどこにでもあるような内容ばかりだったそうです。
番記者ネットは悪評だらけ
信用できる競馬予想口コミサイトをチェックしてみると、ほとんど全てが悪い口コミで、良い口コミはほとんどが自演のようでした。一部抜粋ではありますが、番記者ネットに寄せられていた口コミを紹介していきます。
1日にくるメールの量が多いような気も。メールの量は少し減らして見れる情報をもう少し多めにしてくれるとありがたいんだけど、やっぱ貧乏人は貧乏人の身の丈に合った情報しかもらえないのかね。
ブログの文章とかは確かにしっかりと書かれているので、毎回読むのが楽しみなコンテンツではありました。ですが、有料情報に参加すると当たらないんです。そして次の週にお詫びとして割引された情報を提供されて購入したのですが、それでも不的中となりました・・・
やってることは悪徳な競馬予想サイトと変わらない気がします。
これで番記者ネットに強い不信感をいだきました。それから、当たらない番記者ネットのブログを読むのも、価値が無いと思ってしまい、読む事も止めてしまっています。
メールもかなり多いし今では目ざわりなものでしかないですし…
番記者ネットは説得力はありますが、予想は当たりません。
なので利用する価値は極めて低いです。
番記者ネットは確かに捏造してますね。
言ってることとやってることが違いすぎます。いくらなんでもそれは無いです。
このサイトは存在価値無いんで消えた方が良いとおもいますよ。
ここの運営は番記者というだけあって文章力はあるんだけど、ほとんど不的中になっちゃうんだよね。
当てたいと思ってる人には向いてない、有料には参加しないで利用した方が良いと思う。
しかも人によって情報料金を変えてくるのも不可解です。
まあ あの説得力のある文章も思わず見入ってしまいますが、
本当の事か疑わしいんですがね。
今後は利用しないと思います。
もう手遅れですが、年末の高額情報を支払って参加しました。
5鞍以上の提供でしたがかすりもせず全不的中。惜しいレースもありません。
支払ったお金はかえって来ることはありません。
完全に詐欺会社だと思います。
メールがウザかったので着拒したら
即ID抹消されてたw
あまり役に立たなかったからいいけど
電話番号も、住所も全部嘘。
何もかもがデタラメ。
うちこの近所だったので試しに見にいってみたけど全く違うところだったよ。
バレると思わないのかねこの人たち。
このようにとにかく悪評だらけでした。有名な競馬予想家達を使ってユーザーを集めたのは良かったものの、運営体質が全く良くなかったので悪評が多くなりユーザーが少なくなった結果、合併という形になってしまったのではないかというのが大方の見解です。
合併した勝ち馬投票支援事業部はどうなのか?
そうなると気になってくるのが、番記者ネットが統合したという株式会社G1プロジェクトという競馬予想サイトはどのようなサイトなのかという点ではないでしょうか。
株式会社G1プロジェクトは最高峰の娯楽を最高峰の経営にと言うコンセプトの下、10年後の馬主経営を見据えた戦略を提案してくれるサイトです。無料情報が非常に多いという特徴があり、番記者ネットは悪評が多かったのですが、株式会社G1プロジェクトは割と悪評が少ない優良サイトのような印象を受けます。
買い目を見れる無料コラムが多い
非常に無料コンテンツが多く、有料情報を購入しなくても買い目を知る事が出来るコラムが多い事が特徴です。特にオススメの無料コンテンツを以下で紹介していきましょう。
記者プロジェクトチームのブログ
記者のプロジェクトチームである松田という人物が主に更新をかけているようです。様々なキャンペーンなどの情報を伝えていて、更新頻度は大体週に1回くらいのペースとなっています。
騎手プロジェクトチームのブログ
騎手チームの福島という人物が主に更新をかけています。騎手と競走馬などの情報や体調などを細かくレース毎で伝えていて、更新頻度は週に一度のペースで更新しています。
厩舎プロジェクトチームのブログ
厩舎プロジェクトチームの武藤という人物が主に更新しています。開催されているレース情報などから、厩舎関係者とのやり情報という事で厩舎関係者から仕入れた情報という事で伝えていて、こちらも更新頻度は週に一回ぐらいのペースで更新しているようです。
生産育成プロジェクトチームのブログ
生産育成プロジェクトチームの診断士・加藤という人物が主に更新しているようです。毎週開催されているレースの競走馬などの情報やデータなどから予想をしています。ただ有料情報へ案内しているような気がしますけどね。こちらも更新頻度は週に一回ぐらいのペースで更新しているようです。
プロジェクト総合のブログ
記者プロジェクトチーム部長兼診断士の佐藤隆夫が記載している記事になります。レースの騎手やコース、馬、過去の実績などから予想をしていくようですが、非常に個性が強いコラムが特徴的です。
虎の巻「大勝負」への道
重賞競走よりも熱い【厳選オフレココロガシ】のキャンペーン情報になります。無料相談も承っているそうです。
このように読み応えのある非常に数多くの無料コンテンツがあります。
勝ち馬投票支援事業部(旧番記者ネット)の有料情報と料金
続いては有料コンテンツについて紹介していきます。
厳選オフレコ買い目
販売金額は1レース1000円で募集人数は100名。「記者プロジェクトチーム」、「騎手プロジェクトチーム」、「厩舎プロジェクトチーム」、「生産育成プロジェクトチーム」の4大プロジェクトチーム各々から、「回収効率」や「的中率重視」「配当面重視」のレースなどを選定し1日3~5鞍、合計12~20鞍を『厳選オフレコ買い目』として提供している有料プランです。
厳選オフレココロガシ
販売金額は3万円。1レース単位のリスクを最小限に抑えながら、最大限の利益を生み出す看板商品です。
馬主プレミアムパック
販売金額は5万円。申し込みをする場合は電話をかけないといけないというプランになっていますので詳細は不明です。名前や金額の通り最高峰の有料コンテンツになっているかと思いますので、興味がある方はチェックしてみましょう。
番記者ネットの評価
以上で番記者ネットに関する調査を終了させて頂きます。番記者ネット自体は悪評だらけで使い勝手が悪く馬券予想も全く当たらない悪徳サイトと断言して良いのですが、合併した株式会社G1プロジェクトは今の所、そこまで悪徳サイトと断言できる要素はありませんでした。
合併して番記者ネットのノウハウを活かしながら運営を続ければ悪徳サイトになってしまう可能性も少なくありませんので、もうしばらく調査は続けてみようかと思います。